最近、訪問看護センターからのご相談を受ける機会が増えました。訪問看護サービスの延長上で、買い物代行や病院への付き添い、場合によっては一時立て替え等々、断りたくても断れない、事情があるようです。
そのような日常の業務に付随する業務が増えてきたとお考えの方が多くなっているのではないでしょうか。世の中が無縁社会となり、従来は家族が行ってきたこれらの業務を日常訪問している介護、看護従事者が頼まれる機会がふえてきていることは、総務省の身元引受サービス調査でも指摘されています。
国の担当者や専門家の皆さんは日常金銭管理等のサービスを訪問看護事業者や介護事業者に担わせることを考えているようですが、そんな簡単なことではありません。どれだけの負荷がかかるか、そのリスクの大きさを皆さんが理解していないから言えることではないでしょうか。
我々は、これらの身元引受に付随する日常支援サービスや金銭管理サービス等は従来の業務から切り離し、より専門身元引受事業者に任せるべきではないかと考えます。本人との個別契約において、これらの業務を請け負い、介護、看護事業者の皆さんと連携をとりながら協働することで、皆さんは本業の介護、看護サービスに専念して頂くことができます。是非、断りづらい利用者からの頼まれごとを私たち
にお任せください。