無尽灯

医療&介護のコンサルティング会社・一般社団法人ロングライフサポート協会代表理事 清原 晃のブログ
高齢社会、貧困、子育て支援などの様々な社会課題が顕在化しつつあります。このような地域社会の課題解決に向けて家族に代わる「新しい身寄り社会」を創造する取り組みとして、2011年から①身元引受サービス②高齢者住宅低価格モデルの開発③中小零細高齢者住宅事業支援サービスを掲げた「ソーシャルビジネス」にチャレンジしています。

カテゴリ: 在宅介護

嚥下障害を防ぎ、流動食から常食へ引き上げる「食上げ」という言葉を初めて知りました。長野県で摂食嚥下ケアについて研修が行われています。高齢者施設でも嚥下障害を防ぐ口腔ケアの重要性が高まっていますが、まだまだ対策が遅れています。訪問歯科の導入も不十分です。我々が関与している施設でも訪問歯科医を招き、嚥下障害防止、口腔ケアの研修を進めたいと思います。
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患者の食事を安全に 嚥下障害に理解深める
長野日報2018.06.17

県介護支援専門員協会諏訪支部(備前洋子支部長)は16日、研修会を茅野市の諏訪中央病院で開いた。会員約50人が参加し、食べ物を上手に飲み込めない「嚥下障害」や、患者の機能を最大限に引き出して安全に食事をさせる「摂食嚥下ケア」などについて学んだ。

同会は諏訪地方の病院や福祉施設などに勤務する看護師や介護福祉士、社会福祉士、栄養士、歯科衛生士らで組織。会員は約120人。研修会は医療、福祉関連の多職種連携などを目的に開いた。

研修では諏訪中央病院摂食嚥下障害看護認定看護師の丸茂広子さんが講師を務め、「嚥下と食上げ(食事形態の改善)」と題して講義。嚥下障害の要因、流動食から常食へと引き上げる「食上げ」などについて指導した。


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【本ブログについてのお問い合わせ】

一般社団法人ロングライフサポート協会

TEL:050-3786-4790

E-mail:info@ll-support.jp

【一般社団法人ロングライフサポート協会について】

当協会は身元引受と法人コンサルの両面から高齢者の生活を支援する企業です。

身元引受は身寄りの無い方がご入居する際のサポート、葬儀サポート、金銭管理から、独居の方の電話による見守り業務まで幅広くおこなっております。

コンサルとしては、長年にわたる経験から、時代を先取りした”未来”をお届けするものです。介護報酬の改定やいろいろなリスクを勘案し、行政申請から内部監査、予算の見直しまで含めた総合的なものスポット的なものを取り揃えております。
高齢者支援サービスでお困りの際はロングライフサポート協会までお問い合わせください。

サポート協会URL:http://lls.sakura.ne.jp/
身寄りドットコム:http://miyori-support.com/

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2018.02.09 |ヘルス   

要介護を招く「フレイル」 高齢者は多様食で対策を

 日本人の平均寿命は世界トップクラスで、男性が80.98才、女性が87.14才(厚生労働省、2016年発表)だが、実は平均寿命と健康寿命に男性で約9年、女性で約12年の差がある。

介護されずに死ぬまで元気でいたい

 健康寿命とは、一生のうち健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことで、寿命とのギャップはまだまだ大きい。特に高齢者の場合、病気や加齢の影響で日常生活が制限されやすく、フレイル(虚弱)の段階を経て要介護になりやすい。

「介護をされず死ぬまで元気でいるのは万人の願い。その条件を解明する疫学研究を40年以上行ってきました。各地での大規模疫学調査を通してわかったのは、元気で長生きな人ほど栄養状態がいいということです」とは、疫学研究の第一人者・新開省二さんだ(「」内以下同)。

 具体的には、BMI値(体格指数)、アルブミン値(血しょう中のたんぱく質)、ヘモグロビン値(赤血球中のたんぱく質)、総コレステロール値の4指標が高めな人ほど栄養状態がよく、元気で長生き。逆にこれが低いと、死亡リスクが約1.5倍高まることもわかってきた。

中年と高齢者は健康常識が違う!メタボよりフレイル対策が重要

「昨今のメタボリック・シンドローム対策により、太りすぎ防止の“粗食”こそ、健康で長生きできる食事だと妄信されてきましたが、これは間違い! 65才以上の高齢期からは、やせることよりも虚弱を防ぐ“フレイル対策”が重要になります。中年と高齢者では健康常識が違うんです」

 確かに中年期までは、脂肪や糖質の摂りすぎは心血管病や糖尿病のリスクを高めるのでメタボ対策は必要だ。しかし、高齢者はむしろ低栄養やカロリー不足が深刻な問題になる。これまでと同じ“中年向けの食生活”を続けていては、逆に危険なのだ。

「65才以上になったらおすすめなのが“多様食”。10種類の食品(下記)を、1日1回でいいので毎日摂ることが大切。甘いものや油ものも食べていいんです」

【65才以上が食べるべき食品10種】
□肉 □魚介類 □卵 □大豆・大豆製品

□牛乳・乳製品 □緑黄色野菜 □海藻類 □いも □くだもの □油を使った料理

※目標は毎日7チェック以上!

 特に高齢期は、肉や魚などの動物性たんぱく質が不足しがち。老いてなお、がっつりステーキを食べる!という食事こそ、健康長寿への道が開けるのだ。

※女性セブン2018年2月8日号

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在宅介護について在宅診療医の小笠原望先生からのアドバイスです。家族の介護力に応じてしか、在宅介護が出来ないという先生のお話はその通りですね。不良の勧めは経験から出たお言葉ですね。
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<走る在宅診療医>(下)介護 長続きさせるこつ  脱完璧「不良の勧め」

東京新聞 2018年2月14日

高知県・四万十川の四季を背景に、在宅診療医の小笠原望さん(66)に密着したドキュメンタリー映画「四万十・いのちの仕舞い」(溝渕雅幸監督)。多くの患者を在宅でみとった経験から、小笠原さんは「在宅死は最高のぜいたく」と言う。「ぜいたく」は極めて恵まれてこそできること。「施設から在宅へ」と介護の流れを推し進める政治には、違和感を覚える。 (三浦耕喜)

 在宅に介護の軸足を置きたい政府としては、小笠原さんのような在宅診療に熱心な医師は、望ましい存在のはずだ。だが、小笠原さんの言葉は「在宅医療をもっとやれ、と政治から簡単に言われると、ちょっと待って、と言いたいことがある」と手厳しい。

 一言に「在宅」といっても、家族やそれを取り巻く環境は千差万別だ。「在宅で介護をする難しさは、かかわった人でなければ分からない」と小笠原さん。確かに、介護政策を決める政治家や役人に、汚れた親の下着を洗った経験のある者が何人いるのか。介護を配偶者や特定の親族に任せきりにしてはいないか。頭は良くても経験による裏付けがなければ、どんな政策も空疎でしかない。

 小笠原さんが重視するのは、家族が持つ実際の「介護力」だ。その筆頭に小笠原さんが挙げるのが、先も触れた「汚れることをいとわない気持ち」だ。

 認知症患者に多いが、介護では本人が排せつで周りを汚す場合がある。「『どうしてこんなことをするの!』と親を叱る介護者がいる。でも、それが人間なんです。手を汚すのが介護なんです」と小笠原さん。逆に介護力の高いヘルパーさんだと、大量の便の出た紙おむつを替える時「おめでとうございます!」とお祝いするという。「そう言ってもらえることがうれしいと、その人は何度も僕に話してくれます」と言う。

 とはいえ、介護する側の気持ちが深刻に張り詰めていてばかりでは、介護は続かない。介護力が続くためにも、小笠原さんは、介護における「不良の勧め」を説く。「『できることはできるけども、できんことはできん』という姿勢のこと。介護で悪戦苦闘している人には繰り返してそう言います」

 思い通りにいかないのが介護の現場。「介護をしている人は振り回される毎日で、くたくたの人が多い。完璧でなくていい。介護は少しいいかげんな人が疲れない」。「不良」の勧めだ。

 逆にきっちり訪問時間を定め、実際に訪ねると部屋がきちんとしている家がある。そんな時、小笠原さんの警戒感は上がる。「こんなにきちんとしていては長続きはしない」。入院や施設の利用を説得する時もある。

 「家族愛」を強調するのも要警戒だ。「介護を受けているのに、親にとってはいつまでも子どもは子ども。逆に子どもは親のこんな姿は見たくないと、元気だったころのイメージを抱きすぎている。遠慮がないから、疲れてくると言葉が次第にとがってくる」という。

 特に地方では、都市部に出ていく子が多いため「老老介護」となる場合が多い。「介護する側が認知症になると、食事もままならなくなり、介護は乱れてくる。無理な在宅介護は本人にも家族にとってもよくない。介護に疲れて虐待にまでいきかねない」と小笠原さん。「在宅を選ぶにしても、仕事を辞めるなど、多くのものを失ってまで行うのはいかがなものか」と続ける。

 在宅介護を実態以上に美化し、そちらに誘導したい政府の方針には財政難という理由があるとしても、家族の介護力を度外視しては不幸な介護に陥りかねないというのが、在宅診療医のベテランからの警告だ

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