無尽灯

医療&介護のコンサルティング会社・一般社団法人ロングライフサポート協会代表理事 清原 晃のブログ
高齢社会、貧困、子育て支援などの様々な社会課題が顕在化しつつあります。このような地域社会の課題解決に向けて家族に代わる「新しい身寄り社会」を創造する取り組みとして、2011年から①身元引受サービス②高齢者住宅低価格モデルの開発③中小零細高齢者住宅事業支援サービスを掲げた「ソーシャルビジネス」にチャレンジしています。

カテゴリ: 未来の日本

東京都練馬区で介護疲れで末期がんの夫を絞殺して、妻も自殺をした事案が発生した。正月に子供や孫たちと自宅で家族の時間を過ごした後でのこの悲劇にこれまでと異なる介護殺人を感じて仕方ない。子供たちに迷惑はかけられない、近所にも迷惑をかけられないと自ら死を選ぶ高齢の夫婦に絶望感すら感じる。家族にも、そして地域にも救いはないのか?孤立社会の浸透が怖い。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
介護疲れで末期がんの夫を絞殺か 東京・練馬、同じスカーフで自らも…献身的に寄り添った妻
東京新聞2021,1,28
今月、東京都練馬区の住宅で、70代の夫婦が息絶えているのが見つかった。室内には妻(72)の遺書が残され、警視庁は末期がんの夫(78)の介護に疲れた妻が、夫を絞殺した後に自殺を図ったとみている。正月に子どもや孫たちと自宅で家族の時間を過ごしていた夫婦。妻は長年連れ添った夫を手にかけたのと同じスカーフで自ら命を絶ったという。

◆介護の果て殺人、心中などで過去10年間に224人が死亡
 介護生活の果てに、配偶者や親を死亡させてしまう事件は後を絶たない。厚生労働省によると、2010年4月~20年3月に、妻や夫、子ら養護者による殺人、傷害致死、心中事件などで計224人の高齢者が命を落としている。内訳は殺人が86人で最も多く、ネグレクト(介護放棄)での死亡は64人、ネグレクトを除く虐待で亡くなったのは37人だった。被養護者を死亡させた後に養護者が自殺したケースは18人に上った。被害者のうち、半数超の120人が介護保険サービスを利用していなかった。

介護問題に詳しい淑徳大総合福祉学部の結城康博教授によると、介護する側に「自分でやらなければならない」と強い使命感や思い込みがある一方で、認知症などを患った介護される側が施設利用などの提案を拒むケースが多い。いかに自治体の福祉や保健医療のサービスに結び付けられるかが課題という。

この記事をおもしろかったという方は、
LINE@やtwitterのフォロー、facebookのいいねボタンの応援クリックお願いいたします。
LINE@でお得な情報を配信。登録は下記ボタンをクリック。
↓↓↓↓↓↓↓

twitterで最新の情報を発信。登録は下記ボタンをクリック。
↓↓↓↓↓↓↓

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

【本ブログについてのお問い合わせ】

一般社団法人ロングライフサポート協会

TEL:050-3786-4790

E-mail:info@ll-support.jp

【一般社団法人ロングライフサポート協会について】

当協会は身元引受と法人コンサルの両面から高齢者の生活を支援する企業です。

身元引受は身寄りの無い方がご入居する際のサポート、葬儀サポート、金銭管理から、独居の方の電話による見守り業務まで幅広くおこなっております。

コンサルとしては、長年にわたる経験から、時代を先取りした”未来”をお届けするものです。介護報酬の改定やいろいろなリスクを勘案し、行政申請から内部監査、予算の見直しまで含めた総合的なものスポット的なものを取り揃えております。
高齢者支援サービスでお困りの際はロングライフサポート協会までお問い合わせください。

サポート協会URL:http://lls.sakura.ne.jp/
身寄りドットコム:http://miyori-support.com/

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

障害のある子どもを持つ親にとって、親亡き後の子供の世話をだれに託するのか、本当に深刻な問題だとおもぃます。当協会も、高齢の親からグループホームに入る障害のある子供の身元引受をお受けしています。これまでは親が金銭管理から身の回りを全て行って参りましたが、今後、自分たちも高齢でそれが出来なくなった時のことを考えて、グループホームの生活を支えるための金銭管理を社協さんから依頼をされてお引き受けをしております。今後、ニーズが高まってくることが予測されます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
グループホームのニーズ高まる 親亡き後 障害ある子支える場に
東京新聞2021.1.27
障害のある子を持つ親にとって切実なのが、「親亡き後」の問題。自分が高齢になって体が動かなくなったり、亡くなったりした後の子どもの行く末を不安に思う親は多いが、入所施設の確保は簡単ではない。残された子を支える場として、地域の人に見守られながら少人数で共同生活を送る「グループホーム」のニーズも高まっている。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

中央日報の報道














韓国の中央日報が福井県の一家3人介護殺害事件の判決を通して、日本の老々介護の厳しい現実を指摘している。本来なら複数人の殺害は死刑か無期懲役になるのが日本の司法。しかし懲役18年の刑が下された背景には「特別な事情」があった。それは日本の厳しい老々介護の現実であると指摘。

一人で3人の身内の介護を背負い、会社の経理事務までこなし燃え尽き、これ以上は無理と3人と共に死ぬことを覚悟して3人を殺めた。そして最後は親戚に謝罪の手紙を残して自身も睡眠薬を飲み、手や腹を刃物で刺すなどして自殺を図ったが命を取り留めたという内容に裁判所としても18年の刑を下さざるを得なかった。

既に被告は72歳であるので、18年の刑は終身刑に匹敵する。この事件もさることながら、もっと厳しい現実は、殺されたご家族には身内の方々がいたことである。裁判ではご遺族が情状酌量を訴えたが、これらの方々がいてこの事件が起きたことがより深刻ではないかと思う。家族、親族がセーフティーネット足り得なくなった日本社会の病巣が顕在化し始めているのでないか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
義父母と夫を一度に殺害…嫁が気づかせた日本の現実
中央日報2021.1.7
「被告人を懲役18年に処する」
5日、福井地裁の河村宜信裁判長は、車椅子に乗って出廷した白髪の被告にこのように宣告した。被告の名前は岸本政子さん(72)。岸本さんは2019年11月17日午前0時から2時、一緒に暮らしていた義父の芳雄さん(当時93)と義母の志のぶさん(当時95)、夫の太喜雄さん(当時70)を殺害した。

6日、朝日新聞はこの日の法廷の風景を伝えながら「これまでの被害者3人の殺人の事案と比較し、明らかに軽い量刑」と伝えた。日本で複数人を殺害した者には一般的に無期懲役か死刑が宣告されるためだ。このような判決が下された背景には「特別な事情」があった。それが超高齢社会の日本に現れた新しい社会現象「老老介護」だ。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

お寺と業務提携した日本初の訪問看護ステーション「とっとさん」が誕生した。今回のプロジェクトは多死社会を迎えるにあたり、スピリチュアルケアの専門家を配置し「いのちの尊厳」と「自分らしさ」を1番に考えながら、その人の人生に寄り添う考えの徹底を図ること。また、大切な人を看取る家族を支え、死別後にも寄り添い続けるグリーフケアを積極的に取り入れるという考え。時代を先取りした取り組みかもしれない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【お寺×看護】日本初!「訪問看護ステーションさっとさんが願生寺」始動

介護ニュース2020.6.19
 株式会社ナースケアは、6月17日、浄土宗願生寺(大阪市住吉区)と業務提携した日本初の訪問看護ステーション「訪問看護ステーションさっとさんが願生寺」を立ち上げたことを発表した。

なお、同ステーションの名称に使用されている「さっとさんが」は、サンスクリット語で「聖なる集まり・良い縁」などを意味。願生寺は地域福祉に貢献することで、地域のお寺としての役割を果たしたい考えだ。

同ステーションでは、スタッフ全員がそれぞれのスキルを最大限発揮しながら、高齢者の自宅での生活をサポート。スピリチュアルケアの専門家を配置し「いのちの尊厳」と「自分らしさ」を1番に考えながら、その人の人生に寄り添う。また、大切な人を看取る家族を支え、死別後にも寄り添い続けるグリーフケアを積極的に取り入れる。

高齢化が進むなか、「多死社会」「無縁社会」といった言葉も耳にする昨今。
しかし、現実的には住み慣れた地域で最後まで暮らしたいと願う人は多く、地域では世代を超えて誰もが支え合いながら暮らせる社会「共生社会」の実現が求められている。

「共生」は仏教の最も大切な理念の一つ。両者はこのプロジェクトを通じて「看仏連携(看護と仏教)地域包括ケア寺院」を目指す考えだ。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

家庭の浴槽での溺死者は年間5000人を超え、入浴中の病死を含めると推定2万人という。内、9割が高齢者というから驚きだ。毎日湯船に浸って入浴する人は、週2回の人に比べて要介護認定に至るリスクが約3割減、うつ発症も約3割少なかったという。しかし、入浴のリスクについて我々は科学的に数値でとらえる必要がありそうだ。特に冬場のヒートテショック対策は不可欠と言える。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
家庭の浴槽での溺死者は年間5000人、事故回避のポイントとは
NEWSポストセブン2020.2.4
 冬場に多い入浴中の急死事故。家庭の浴槽での溺死者は年間5000人を超え、入浴中の病死を含めると推定2万人近く。うち9割が高齢者だ。

「千葉大学との共同研究で、北海道、愛知県など18の自治体で要介護認定を受けていない65才以上の男女約1万4000人を対象に3年間追跡調査したところ、毎日湯船に浸って入浴する人は、週2回の人に比べて要介護認定に至るリスクが約3割減、うつ発症も約3割少なかったのです。

◆事故リスクの回避には、数値をチェック!

 問題は入浴事故のリスクだ。事故回避のポイントを聞いた。

「特に寒いこの時期、高齢者にとってリスクが高いのがヒートショックです。急な温度変化により血圧が急激に上昇し、最悪は心筋梗塞や脳卒中などを起こします。言うまでもなく“温度差”が元凶。重要なのは温度を感覚で捉えるのではなく、数値で管理することです」

 温度差が問題になるのは、暖かいリビングと脱衣所・浴室。体温と湯の温度。寒い脱衣所で裸になると血圧が+30、熱い湯にドボンと入れば+10、トータルで血圧が40~50上がれば高齢者には命取りだ。

「ヒートショックが起こりやすいのは5℃以上の温度差。暖房した部屋は23℃前後なので脱衣所は18℃以上に。

 そして厳守したいのが湯の温度と浸る時間だ。

「高齢者なら40℃で10分間。42℃になると交感神経が優位になりリラックスできないだけでなく、ヒートショックのリスクが急増。10分以上では熱中症の危険があります。高齢になると皮膚感覚が鈍くなり熱めの湯が好まれますが、本人の気持ちよさとは関係なく、温度によるリスクは高まります。温度計、湯温計でしっかりチェックを。また脱水予防の水分補給には麦茶。入浴前と後に忘れずに」

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

↑このページのトップヘ