無尽灯

医療&介護のコンサルティング会社・一般社団法人ロングライフサポート協会代表理事 清原 晃のブログ
高齢社会、貧困、子育て支援などの様々な社会課題が顕在化しつつあります。このような地域社会の課題解決に向けて家族に代わる「新しい身寄り社会」を創造する取り組みとして、2011年から①身元引受サービス②高齢者住宅低価格モデルの開発③中小零細高齢者住宅事業支援サービスを掲げた「ソーシャルビジネス」にチャレンジしています。

カテゴリ: 未来の日本

家庭の浴槽での溺死者は年間5000人を超え、入浴中の病死を含めると推定2万人という。内、9割が高齢者というから驚きだ。毎日湯船に浸って入浴する人は、週2回の人に比べて要介護認定に至るリスクが約3割減、うつ発症も約3割少なかったという。しかし、入浴のリスクについて我々は科学的に数値でとらえる必要がありそうだ。特に冬場のヒートテショック対策は不可欠と言える。
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家庭の浴槽での溺死者は年間5000人、事故回避のポイントとは
NEWSポストセブン2020.2.4
 冬場に多い入浴中の急死事故。家庭の浴槽での溺死者は年間5000人を超え、入浴中の病死を含めると推定2万人近く。うち9割が高齢者だ。

「千葉大学との共同研究で、北海道、愛知県など18の自治体で要介護認定を受けていない65才以上の男女約1万4000人を対象に3年間追跡調査したところ、毎日湯船に浸って入浴する人は、週2回の人に比べて要介護認定に至るリスクが約3割減、うつ発症も約3割少なかったのです。

◆事故リスクの回避には、数値をチェック!

 問題は入浴事故のリスクだ。事故回避のポイントを聞いた。

「特に寒いこの時期、高齢者にとってリスクが高いのがヒートショックです。急な温度変化により血圧が急激に上昇し、最悪は心筋梗塞や脳卒中などを起こします。言うまでもなく“温度差”が元凶。重要なのは温度を感覚で捉えるのではなく、数値で管理することです」

 温度差が問題になるのは、暖かいリビングと脱衣所・浴室。体温と湯の温度。寒い脱衣所で裸になると血圧が+30、熱い湯にドボンと入れば+10、トータルで血圧が40~50上がれば高齢者には命取りだ。

「ヒートショックが起こりやすいのは5℃以上の温度差。暖房した部屋は23℃前後なので脱衣所は18℃以上に。

 そして厳守したいのが湯の温度と浸る時間だ。

「高齢者なら40℃で10分間。42℃になると交感神経が優位になりリラックスできないだけでなく、ヒートショックのリスクが急増。10分以上では熱中症の危険があります。高齢になると皮膚感覚が鈍くなり熱めの湯が好まれますが、本人の気持ちよさとは関係なく、温度によるリスクは高まります。温度計、湯温計でしっかりチェックを。また脱水予防の水分補給には麦茶。入浴前と後に忘れずに」

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また一人介護殺人が起きてしまった。気仙沼市69歳の妻が74歳の夫を介護疲れから首を絞めて殺害。どれだけ苦しかったでしょう。ご親戚に殺してから殺害したと電話をするくらいなら、もっと前に助けてと連絡ができなかったのか。それができない閉鎖社会が今日の高齢社会。人権もあると思うが殺してしまっては全ては手遅れ。関係者の強制的なセーフティーネットの発動はできないものか?
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「介護に疲れ切って」 74歳の夫を殺害 69歳妻を殺人の疑いで逮捕 宮城・気仙沼市
仙台放送2020.2.4

宮城県気仙沼市の住宅で74歳の夫の首を絞めて殺害した疑いで、69歳の妻が3日、逮捕されました。


殺人の疑いで逮捕されたのは、気仙沼市唐桑町中の無職千葉みつ子容疑者(69)です。

警察によりますと、千葉容疑者は2日午後6時半ごろ、自宅で夫の正俊さん(74)の首を絞めて殺害した疑いがもたれています。

千葉容疑者は事件後、親戚に「夫を殺した」と電話し、親戚からの通報で駆け付けた警察官が、1階の茶の間でうつぶせで倒れている正俊さんを発見しました。


調べに対し、千葉容疑者は「介護に疲れ切って殺してしまった」と容疑を認めているということです。千葉容疑者と正俊さんは2人暮らしで、警察が動機について調べています。

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誰でもが老人ホームに入れない時代となりつつある。ではどこで高齢者を受け入れればよいのか?高額の老人ホームだけではなく、今後介護自己負担が2割、3割となると圧倒的多数の高齢者は老人ホームには入れない。
ピンポイントの老人ホームに入るのではなく、地域コミュニティーの中で、住まいをシエアする仕組みを作る必要があると指摘する。その通りであろう。そのモデルが愛知県にあるという。その名は「コジカラ村」。これからウオッチしていきたいと思う。
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【人生100年時代 これから、どうする】高額老人ホームより…地域コミュニティーの再生を
ZAKZAK2020.1.24
 例えば老人ホームだ。いくら「老後に備えよ」と言ったところで、入居一時金が数千万円という施設に誰もが入居できるわけではない。いわんや、人生100年となれば、100歳までの資金を担保しておかねばならないことを鑑みれば、ほんの一握りの人だけの施設になってしまう可能性すらあるのだ。
筆者は常々「これからはシェアハウスのような住まい方が主流になる」と予測してきた。

その一例として愛知県にある「ゴジカラ村」を紹介しておきたい。残念ながら筆者はまだ訪ねたことはないのだが、愛知県長久手市の猪高緑地に接する雑木林の中にあり、社会福祉法人の「愛知たいようの杜」が運営している。

 「生まれ育った場所の雑木林を何とか残したい」との創設者の強い想いから1981年に創設された。最初に幼稚園が建ち、隣に子供たちと高齢者が遊び交流するための民家が建てられ、今や広大な敷地に、特別養護老人ホーム、ショートステイ、ケアハウス、デイサービスセンターなどの高齢者福祉施設、幼稚園、託児所、古民家、カフェ、看護師・介護士を養成する専門学校などが点在していて、子育て世帯と高齢者が同居するシェアハウスもあるという。

 ここには毎日、子供から高齢者まで、暮らす人や訪れる人を含めると900人以上が村の中を行き来している。さらにボランティアまで巻き込んで年間500人を超える人々が清掃や大工仕事、高齢者とのコミュニケーションに関わっているというのだ。

 まさに、「昔ながらの地域コミュニティーの再生」。それこそが、人生100年時代に私たちがいきいきと暮らしていくために意識すべきことなのかもしれない。

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歴史社会学者の小熊英二氏が日本中に蔓延する停滞感や閉塞感の根源に、多くの人が自分はリスペクトされていない(人権が保障されていない)と感じていることがあると指摘する。人口は1週間に6000人も減り続けているにも関わらず、残った人々が貧困や孤独死で社会からリスペクトされることもなく、置き去られていく。社会不安は増長している。
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いま多くの人が自分はリスペクトされていないと感じている。国中に蔓延する停滞感や閉塞感の元はそこにある。 - 「賢人論。」第107回(後編)小熊英二氏
BLOGOS2020.1.15
 現在、少子高齢化が止まらない日本では、年間30万人、1週間で6,000人の人口が減り続けているという。こうした状況下、労働力不足の切り札として外国人の受け入れが政府主導で進められている。彼らに熱い視線を注いでいるのは、介護、農林水産業、建設、飲食といった低賃金セクターの業種である。が、はたしてそう都合よく事は運ぶのか──「誰にとっても生きやすい社会とは何か」を模索する小熊英二氏に〝外国人との真の共生〟について意見を伺った。

小熊 ちなみに2017年の調査(スイスの国際経営開発研究所調べ)では、〝外国人材から見た魅力度ランキング〟で日本は63ヵ国中51位。2015年の移民統合政策指数(MIPEX)では、38ヵ国中の総合27位。差別禁止規定では37位。実際、日本を見る目はかなり厳しくなっています。

みんなの介護 最後に、小熊さんの考える理想の共生社会とは。

小熊 日本人であれ外国人であれ、誰もがリスペクトされる社会です。今の日本では多くの人たちが自分はリスペクトされていないと感じている。国中に蔓延している停滞感や閉塞感の元を辿っていけばそこに行き当たる。

つまり、リスペクトとは〝人権の保障〟。もっと具体的に言えば、あまりにも貧困な状態にある人、誰からも構われずに死んでいくような人をなくすこと。人が人として生きるうえで最低限の保障がしっかりしていて、誰もがリスペクトされていると実感できるようになれば、必ずしも仕事で高賃金を得られなくても、それほど不満は生まれないはず。私はそう思っています。

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男女の「死に方」に差があるとは考えていなかったが、最近は一人暮らしの女性の「死に方」が男性化しているという法医解剖医の話。女性の未婚率が高くなるにつれて、一人暮らしの男性と同じような死に方をする傾向にあるというのはうなずける。生活の不摂生による病気や孤独死のリスクは男女共通の課題となりつつある。
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女性の死に方が「男性化」しているという、驚くべき現実
現代ビジネス2020,1,13
 女性の未婚率は上昇を続けている。内閣府の調査によると、50歳時の女性の未婚率は、1990年には4.3%だった。2015年には14.1%と約3倍になった。

今後もこの割合は上昇して、2040年には18.7%になると内閣府は予想している。この推計が正しければ、現在30歳くらいの未婚女性の約2割の人は、20年後も未婚のままということになる。

女性の死に方が男性化している
最近解剖していると、女性の死に方が変わってきているように感じる。一言でいうと、女性の死に方が男性化しているのである。

一人暮らしの男性がお酒を飲む。肝臓を悪くして、消化管から出血して亡くなる。こういった死に方は、一人暮らしの男性の死に方として、典型的なものだった。数はまだ少ないものの、女性でもこうした死に方をする女性を最近見かけるようになった。

一人で暮らしていると、急に病気になった時に、病院に運ばれることなく、誰にも看取られずに亡くなってしまうことがある。それは仕方がないことだ。こういった一人暮らしの死の状況は、何も男性に限った話ではない。一人暮らしをしていれば女性にも起こる。

だが、最近、私が気になっているのは、こうした死に方をする女性が増えてきたということだ。

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