無尽灯

医療&介護のコンサルティング会社・一般社団法人ロングライフサポート協会代表理事 清原 晃のブログ
高齢社会、貧困、子育て支援などの様々な社会課題が顕在化しつつあります。このような地域社会の課題解決に向けて家族に代わる「新しい身寄り社会」を創造する取り組みとして、2011年から①身元引受サービス②高齢者住宅低価格モデルの開発③中小零細高齢者住宅事業支援サービスを掲げた「ソーシャルビジネス」にチャレンジしています。

カテゴリ: 政治・経済

憲法改正手続きを行うための国民投票法の改正案が与党から示されています。必要とされる資金や広報仕方、そして正当性を担保するため一定の投票率の問題等多くの課題が指摘されていますが、介護の立場からすれば、介護度3,4に郵便投票を広げるということに課題はないのでしょうか?162万2000人の方々が対象となるようですが、その公平性はどのように担保されるのでしょうか?
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国民投票法改正案 多くの課題残されたままだ

(熊本日日新聞5月19日 09:10)
  自民、公明の与党は、憲法改正手続きを定めた国民投票法の改正案を野党に示した。月内に審議入りし、今国会での成立を目指すという。しかし、与党案には、改憲への賛否を呼び掛ける運動を行う場合の公平性の確保など残された課題も少なくない。拙速は避け、慎重審議が必要だ。

 与党が示した改正案は8項目。このうち7項目は、投票日当日に駅や商業施設に「共通投票所」を設置する制度の導入や、投票所に同伴できる子どもの範囲拡大など、公職選挙法の現行規定に整合させる内容だ。残る1項目も、介護保険法の介護認定で最も重度の「要介護5」の人に認められている郵便投票を「要介護3、4」に広げる。いずれも投票者の利便性を高めるもので、野党も基本的には合意可能だろう。

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「医療や介護の現場は人手不足によってハラスメントが起こりやすい状況にある」と指摘されています。診療報酬・介護報酬を見直して余裕のある人員配置にすべきと医労連が訴えていますが、現場では日に日にハラスメント対応が厳しくなっている現状を感じます。漸く、一人採用できたと思っているとその環境のひどさに辞めていく。医療食・介護職の離職率の高さの一因になっているのは間違いありません。もっとこの問題に警鐘を鳴らすべきです。
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人手不足が要因? セクハラ、パワハラ、マタハラ… 医療・介護職の3割超が経験
介護のニュースサイト Joint2018.05.14)

 日本医療労働組合連合会は11日、医療職・介護職の31.5%がセクハラ、パワハラ、マタハラのいずれかを受けたことがあるという調査結果を公表した。ハラスメントの被害にあった人のうち、46.7%が退職するかどうか考えたと答えている。
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経団連が規模の論理を介護に持ち込もうとしています。その延長上には、採算がとりにくい地域からの撤退、付加価値に結びつかないサービスからの撤退となるのは目に見えています。医療・福祉に規模の論理をもってきて成り立つと考えているのでしょうか?数兆円の利益を出している企業や産業構造と同様に介護を議論する危険性を強く感じます。いつものように、経団連→財務省→厚労省への圧力のなかで、福祉がないがしろにされるのは許されません。こんな時代であるが故に国の役割が求められます。
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介護事業者の大規模化、経団連も提言 「スケールメリットは有効」

介護のニュースサイト Joint2018.5.14)  

 日本経済団体連合会は11日、今後の社会保障制度の改革について意見書を公表した。膨張を続ける給付費の抑制につながる施策を断行するよう訴える内容だ。
 
介護の分野では、事業者に規模の拡大を促す仕掛けを新たに設けるよう要請している。「サービスの効率的な提供を図る観点からスケールメリットの発揮は有効」と説明。今年度の改定で国が大規模型の通所介護の報酬を引き下げたことに触れ、「事業者の効率化への意欲を削ぎかねない」と苦言を呈した。
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先日、受刑者の出所後の就職先としての介護職という話と高齢受刑者の出所後の施設入居のお話がありましたが、神戸刑務所で具体的に受刑者を対象とした就職面接会が開かれているのを初めて知りました。なるほどこのような背景があるのだなと実感をした次第です。まさに受刑者は人手不足の中、金の卵であるのは間違いないことです。今後更に、ニーズは増えるでしょう。
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受刑者は「金の卵」 神戸刑務所で面接会、内定好調 人手不足の中、資格も武器に「売り手市場」
(西日本新聞2018年05月13日 ) 
 受刑者の更生のため出所前に職を確保する機会をつくろうと、神戸刑務所(兵庫県明石市)が受刑者を対象にした就職面接会を開いている。人手不足が深刻な土木業界など企業側のニーズとも一致し、この1年半で延べ57社が参加。採用内定を得た受刑者は58人に上る。出所者を「金の卵」と呼ぶ会社もあり、企業側が待遇をアピールする「売り手市場」となっている。

神戸刑務所の就職面接会は2016年8月、全国初の取り組みとして始まった。地元のハローワークの協力を得て企業に声を掛け、土木や介護など6社を集めた。残りの刑期が少なく、就労意欲がある受刑者11人が参加し、うち8人が内定を得た。

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いつまでも改善されない保育士や介護士の待遇について素朴な疑問です。必要とされていながら何故待遇が悪いのか。現場の疲弊した状況が語られています。国にとって必要不可欠の、人間が社会的、文化的な生活を送るためにはなくてはならない仕事であるはずなのに、なぜか一番疎かにされている現状。外国人労働者を入れるにしても、日本人の保育士、介護士に対してさえ、その窮状に理解をみせないのに、外国人ならば解決になるのかと疑問を発しています。とどのつまり国民を大事にできない現政権にこれ以上の期待はできません。
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保育士や介護士 必要とされるのになぜこうも待遇が悪いのか
(BLOGOS2018.05.12) 
きわめて専門性が高い職業でありながら、それがなかなか認められていないもののひとつが保育士や介護士だろう。ニーズの高まりとは裏腹に、整わぬ労働環境のため人手不足に陥る保育と介護の現場で働く人たちの本音に、ライターの森鷹久氏が迫った。

超高齢化社会に突入する我が国において、今もっとも「必要」とされている職種の一つであるはずなのに、なぜこうも待遇が悪いのか。

保育や介護の仕事を「やりがい」や「夢」で語られていた時代は、もう遠い昔。いずれも国にとって必要不可欠の、人間が社会的、文化的な生活を送るためにはなくてはならない仕事であるはずなのに、なぜか一番疎かにされている現状。ここまで問題視され、社会的に議論されているにもかかわらず、事態が一向に良くならないのはなぜなのか。

「グローバルだなんだと政治家は言いますが、まずは国民が普通に生活していけるようにしてほしい。私たちは奴隷ではありません、国民が弱くなれば国だって弱くなる、こんな当たり前のこともわからないなんて。外国人を介護の現場に呼びよせるといった政策もありますが、次の奴隷を連れてこようとしているとしか思えません」

 労働人口の減少と日本経済の縮小を受け入れなければならない我が国において、政府首脳や財界は声高に「いかに効率よく儲けられるか」ばかりを議論する。日本人以外の「安く使える外国人」を受け入れる体制づくりにしてもそうだ。そこには「人を育てよう」「人を大切にしよう」という当たり前の概念がすっぽり抜け落ちているように思える。本来なら思い入れをしやすい日本人の保育士、介護士に対してさえ、その窮状に理解をみせないのに、外国人ならば解決になるのか。ガス抜きのための「新たな奴隷探しのようだ」という指摘が、現実にならないことを願う。





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