無尽灯

医療&介護のコンサルティング会社・一般社団法人ロングライフサポート協会代表理事 清原 晃のブログ
高齢社会、貧困、子育て支援などの様々な社会課題が顕在化しつつあります。このような地域社会の課題解決に向けて家族に代わる「新しい身寄り社会」を創造する取り組みとして、2011年から①身元引受サービス②高齢者住宅低価格モデルの開発③中小零細高齢者住宅事業支援サービスを掲げた「ソーシャルビジネス」にチャレンジしています。

カテゴリ: 政治・経済

日本の障害者雇用は多くは非正規社員として働き、健常者よりも低賃金の場合が多く、労働者は給料と障害者年金を合わせて生活しているケースがほとんどであろう。スウェーデンでは障害者を同一労働・同一賃金で健常者と同様の給与で雇用する国営企業サムハル社があります。サムハル社は、従業員は2万~2万3000人、その内の約90%が障害者。補助金を除いて年間1,000億円もの売り上げがあり、営業利益率は7%に達しているという。福祉国家とはそういうレベルを言うのではないか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
サムハル(Samhall)~スウェーデンの障害者雇用に対する考え方
障害者ドットコムニュース (風刺記事) (プレスリリース) (ブログ)2020.1.24
 日本では障害者法定雇用率が2.2%に引き上げられ、障害者雇用に対して、間口が広がっています。しかし、オープン就労だと多くの企業の雇用形態は非正規社員かつ、健常者よりも低賃金の場合が多く、労働者はその給料と障害年金を合わして生活しているケースもあります。

一般就労で就職に叶わない場合の選択肢は、就労継続支援A型で働くか、就労継続支援B型に雇用契約を交わさず通所しているか、障害年金、生活保護を受給して生活している障害者も多いのではないでしょうか?

では、日本以外の国の場合、障害者雇用はどのような形態になっているのでしょうか?一般的に福祉国家とされるスウェーデンの障害者雇用についてみていきましょう。

スウェーデンでは日本の障害年金に当る、補助金は障害者本人に対してではなく雇用している企業に支払われ、障害を持っている従業員に対して給料を支払う際に会社の補填に使われます。

スウェーデンでは企業や官公庁に障害者雇用を義務付けてはいません。しかし、さまざまな障害を抱えている人達(その中にはホームレスや移民の方もいます)が、同一労働同一賃金で働けて、一般の企業にステップアップすることを目標とする国営企業があります。それがサムハル社(Samhall)です。

スウェーデンの国営企業であるサムハル社は、従業員は2万~2万3000人、その内の約90%が障害者です。補助金を除いて年間1,000億円もの売り上げがあり、営業利益率は7%に達しています。また、日本の企業と違い、同一労働同一賃金で、給与面では健常者と変わりません。

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

西日本新聞の取り組みは地域メディアの先進的な取り組みとして注目されている。アフガニスタンで殺害された中村哲医師を追悼し、その活動の継続を支援する特別サイト「一隅を照らす」をオープンしました。中村医師の故郷・福岡ならではの西日本新聞の取り組みは「ローカルメディアは地域コミュニティの一員」という強いメッセージを感じる。今は全国紙よりもローカル紙が面白い。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中村哲医師を追悼し、支援するサイトを西日本新聞が開設 長年の取材もとに地域と共生するメディアの力
Yahoo!ニュース2020.1.25
 アフガニスタンで殺害された中村哲医師の故郷・福岡を中心とする地元紙「西日本新聞」が、中村医師を追悼し、その活動の継続を支援する特別サイト「一隅を照らす」をオープンしました。

中村哲医師特別サイト「一隅を照らす」
西日本新聞は地元紙として、その活動を長年にわたり報じ、中村医師自身も「アフガンの地で」と題した記事を寄稿し続けてきました。サイトにはそれらの記事や連載、中村医師の足跡が写真や動画とともに掲載されています。

ペシャワール会への支援も

サイトからは、中村医師が現地代表を勤めていたNGO「ペシャワール会」への応援メッセージを送れる他、ペシャワール会公式サイトへのリンクから会員登録や寄付に繋げることもできます。

サイト名「一隅を照らす」は、中村医師が講演などで口にしていた言葉です。「誰も気がつかないような社会の片隅に光をあてる。そこに尊さがある」という意味です。

「ローカルメディアは地域コミュニティの一員だ。これは全国的なメディアにはない強み。コミュニティと共に生きていること自体がパワーだ。ジャーナリズムの客観性は大切だけど、同時に私達はそのコミュニティの一員であり、コミュニティを良くしていくんだ」

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

国土交通省社会資本整備審議会(社整審)で高齢者受入の為の総合的支援策の必要性の訴えがあった。賃貸住宅オーナーの拒否感の背景には、賃貸借契約では遺留品の所有権について相続問題が発生するためだ。残置物処理に平均で21万4120円、現状回復に平均36万1392円かかる(一般社団法人日本少額短期保険協会による孤独死の実態調査)ため、家主負担が大きいと8割の賃貸オーナーが拒否していることも明らかになった。国は国家的課題として政策に反映すべきである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
社整審の住宅宅地分科会、賃貸オーナーに依然拒否感あり高齢者受け入れで総合的な支援を要望、税特例も提案
住宅産業新聞2020.1.24
 
国土交通省社会資本整備審議会の住宅宅地分科会が16日に開催した「居住者の視点」を論点とした勉強会で、臨時委員たちがプレゼンテーションを行い、見守りを含む総合的な支援の必要性を訴えた。

また高齢者受け入れによる固定資産税特例なども提案した。単身高齢者・高齢者のみ世帯が増加傾向であるのに対し、賃貸住宅オーナーのおよそ8割が高齢者の入居に拒否感があるといった、現在の居住者をめぐる状況を社会的な課題とし、対策として考えを示した。

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

世界で所得格差が拡大している。国連は、日本を含む先進国やアジア・アフリカ諸国など世界の3分の2の国で所得格差が広がり不平等が進行しているとする報告書を発表し、各国政府に対してデジタル格差の解消や社会保障の普及に取り組むべきだと勧告している。報告書は男女の経済格差に関連して、主に女性が担っている介護や育児などの無報酬の労働の価値は、年間で少なくとも10兆8000億ドルに相当すると推計しています。そして、政府が介護などの分野に投資し、女性に適切な賃金が支払われるしくみを作るべきだと提言しています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
界の3分の2の国で
所得格差が拡大 国連報告書

NHK NEWS WEB2020.1.22
 国連は、日本を含む先進国やアジア・アフリカ諸国など世界の3分の2の国で所得格差が広がり不平等が進行しているとする報告書を発表し、各国政府に対してデジタル格差の解消や社会保障の普及に取り組むべきだと勧告しました。

これは国連が21日発表したもので、1990年から2016年までの各国の所得水準の推移を見ると、欧米や日本など先進国の多くと中国やインド、それにアフリカ諸国の一部など世界の3分の2の国で格差が広がり、社会の不平等が進行していると指摘しています。

世界の貧困問題に取り組む国際的なNGOの「オックスファム」は20日、スイスで開催されている「ダボス会議」にあわせて経済格差に関する報告書を発表しました。

それによりますと、去年の時点で10億ドル以上の資産を持つ富裕層2100人余りの資産の合計は、世界の総人口のおよそ6割に当たる46億人の資産の合計を上回っていたということです。

そのうえで、上位1%の富裕層が今後10年間、税金を0.5%多く払えば、介護や教育などの分野で1億1700万人を新たに雇うことができる金額になるとしています。

報告書は男女の経済格差に関連して、主に女性が担っている介護や育児などの無報酬の労働の価値は、年間で少なくとも10兆8000億ドルに相当すると推計しています。

そして、政府が介護などの分野に投資し、女性に適切な賃金が支払われるしくみを作るべきだと提言しています。

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

介護をしていた男性に顔を殴るなどの暴行を加えて、死亡させた傷害致死の罪に問われている男の裁判で札幌地裁は懲役5年の実刑判決を言い渡しました・・・・何故、5年なのでしょうか?
起訴状などによると、太田被告は昨年7月19~20日、同市東区のアパートで、重度の障害がある無職山下茂樹さん(当時35歳)の顔面を複数回、拳で殴るなどし、脳ヘルニアで死亡させたとされる。太田被告側は事件前の勤務時間が長く、年次有給休暇(有休)も十分に取れずにストレスがあったと主張し、情状酌量を求めていたことが今回の量刑に至ったと思われるが、何か釈然としないものがある。一人の命はどのような理由があろうとも重い。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「介護職員にあるまじき背信行為」介護暴行死 元職員に懲役5年判決
日テレNEWS242020.1.17

介護をしていた男性に顔を殴るなどの暴行を加えて、死亡させた傷害致死の罪に問われている男の裁判で札幌地裁は懲役5年の実刑判決を言い渡しました。

判決を受けたのは札幌市豊平区の元介護職員、太田幸司被告25歳です。判決によりますと太田被告は去年7月、訪問介護をしていた山下茂樹さん当時35歳の顔を殴るなどして死亡させました。17日の判決で札幌地裁は「寝たきりの山下さんに対し暴行に及んだ点で悪質」と指摘。また太田被告が勤務でストレスを抱えていた状況は同情できるとしながらも「犯行は介護職員にあるまじき重大な背信行為」として、懲役5年の実刑判決を言い渡しました。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

↑このページのトップヘ