昨年は身寄りケアハウスへの挑戦を試みた1年でありました。高齢者住宅を考えた場合に、欧米諸国に比べて、日本で遅れている自立支援型の高齢者住宅の開発は長年の悲願でもありました。しかし、その難易度は極めて高く、色々な取り組みにチャレンジしましたが、いまだに完全に成功したとは言えない状況です。
どうしてもハード面での制約があり、空き家のリノベーション、ホテルのリノベーション、そしてシェアハウスのリノベーションと試みましたが、どれも満足いくものとはなりえません。
やはり自立支援型の高齢者住宅をはじめから設計をし、取り組まねば様々な課題は解決しないのではないかと思うようになりました。
今年は新しい自立支援型の高齢者住宅の開発にもう一度チャレンジをしてみようと思います。幸いなことに昨年末には、その為に準備すべきハード面とソフト面において色々な方々からお知恵を頂戴しました。今年はその実現に向けて邁進する1年にしたいと思います。 昨年に引き続き、何卒本年もよろしくお願い致します。
令和4年1月3日