施設に入りたくても入れない多くの高齢者がいることの調査をしてみたことがあるであろうか?
まず高齢者施設の入居者数を介護保険施設、有料老人ホーム、サ高住の合計150.4万人と見積もっており、全体の高齢者の数からすれば施設入居者数は少ないという見解であるが、それは違う。
2022年4月時点で高齢者施設の種類は合計で14種類と分類され、その受け入れ総数は約230万人である。それでも全体高齢者数3621万人に比較すれば6.35%に過ぎないのである。
欧米の基準からすれば自立~介護に至る必要総数は以前から10%目標であった。この数字が6%台から上がらないのである。入りたくても入れる施設が足りないのである。
特に近年、高齢者施設の数は建築コストの上昇と人手不足により頭打ちとなり、年々高齢者の数は増加しているにも関わらず、施設数は不足しているのである。特に低所得高齢者の住まいの問題は大きな社会問題となっている。
決して地域包括ケアが有効に働き、自宅でも暮らせる高齢者が増加しているとはお世辞でも言えないのである。
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何歳から介護施設に入所しているのか調べてみました
YAHOOニュース2022.10.12
今回は、70歳代以上の高齢者が介護施設等に入所している比率を推計で算出して、一定の年齢に達した際の選択を考えてみたいと思います。
表は筆者が上記手順で独自集計
●65歳以上の人の4.7%が介護施設に入所しています。
●90歳代では33.6%が介護施設等に入所しており、約3人に1人が施設入所という結果になっています。
●80歳代では5.9%~13.4%の人が施設入所をしています。
年代別の施設利用者の推計値は、ある程度納得のできる数値と言えるのではないでしょうか。
一方で、65歳以降で介護施設等に入所している人は4.7%程度であり、90歳以上でも65%程度の高齢者は自宅で生活をしていることになります。
このことは、高齢期になっても自宅で過ごすことができるしくみがあり、高齢者個人も自宅で過ごすことが可能なことを示唆しているのではないでしょうか。
執筆者:植田英三郎ファイナンシャルプランナー CFP
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