これまで多くの身元引受をしてきて、ご遺体やご遺骨のお世話をする時に、ご親族からご遺体は要りません。ご遺骨はどこかに処分をして欲しいといの依頼を多く受けてきました。日本はどうしてこのような死を冒涜する社会となってしまったのでしょうか?
おくりびとは死を通して、生を見つめる、本来は皆そうして送ってきたのでしょう。家族や親族に看取られながら死を迎えることは日本ではもう過去のことになってしまったのでしょうか?
死人をおろそかにすることは生そのものをおろそかにすることではないでしょうか。日本が壊れていく姿を見るのはつらい。
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「私たちの一番の師匠は故人様」母娘で故人を見送り19年、現役納棺師が死化粧を通して見つめた“人生”
岩手日報2022.5.31
映画『おくりびと』やドラマ化もされたコミック『死化粧師』などエンタメ作品でも取り上げられることのある“エンゼルケア”。ご遺体を清め、髪や顔などを整えて化粧を施すことを指すが、これを担うのが「納棺師」である。一言で“死”といっても様々だ。大往生、孤独死、事故や自死。どんな“死”においても人は、目の前の“死”に対し、嘆きや悲しみ、そして「生きるとは」「死ぬとは」「自分とは」など“実存”の問に思考や感情を揺さぶられることになる。「そうした遺された“生きている人たち”へのケアをするのも私たちの役割」と納棺師である斉藤敦子さんは語る。
■納棺師としてのやりがい「ご遺族の悲しみの涙が安心の涙に変わっていく」
■「故人様は雄弁にお語りになる」故人と真剣に向き合うことで、その人が精一杯生きた証が見えてくる
■欠損の激しい遺体もできるだけ遺族のために生前の状態に近づけていく エンバーマーの仕事
■「死は忌むべきものではない」終活や自由葬など“最期のお別れ”多様化で死生観も変化
「ここ数年、終活という言葉が生まれ、故人様が生前に亡くなった時の準備をされることも多くなりました。エンゼルケアの生前相談される方やご自身で白装束を縫われていた方もいらっしゃいます。死は悲しいものですが、忌むものではなくなってきた感覚もあります。私にとって死は怖いものではない。それは終わりではなく、一つの区切り」
また私たちは自分たちを“守りびと”と呼んでいます。本当の“おくりびと”って、ご遺族様やご友人じゃないですか。お送りする方たちが後悔なくお送りできるよう、私たちが故人を守ります」
「最後に皆さんにお伝えしたいのは、決して諦めないでくださいということ。ご遺体の損壊が激しくても、私たちができる限り、生前のお姿に近づけます。何もしないでお送りすると、どうしても後悔が残る。ああすれば良かった、こうすれば良かった…ご遺族様が悩まれていては故人様も悲しみますよね。逆にきちんと故人様に向き合うことは、心が落ち着くことにつながります。生きている皆様におかれても、生きている素晴らしさを実感し、決して過度に死を怖がらず、素敵な人生を送れますようお祈り申し上げます」
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