無尽灯

医療&介護のコンサルティング会社・一般社団法人ロングライフサポート協会代表理事 清原 晃のブログ
高齢社会、貧困、子育て支援などの様々な社会課題が顕在化しつつあります。このような地域社会の課題解決に向けて家族に代わる「新しい身寄り社会」を創造する取り組みとして、2011年から①身元引受サービス②高齢者住宅低価格モデルの開発③中小零細高齢者住宅事業支援サービスを掲げた「ソーシャルビジネス」にチャレンジしています。

カテゴリ: 社会・文化

農業が持つ福祉力に注目です。福岡県大刀洗町に住む中山一人さん100歳と奥様94歳のお話は以前にもテレビや新聞で聞き及んでいましたが、いまだに元気に農作業を行い介護は不要といいます。改めて農業の持つ福祉力に関心が高まりつつあります。奈良県、北九州市の取り組みをはじめ、恐らく全国で同様の取り組みがなされているものと思われます。ドイツの医療・福祉の街ベーテルも最初は福祉と農業からスタートをしました。今後このモデルの普及に努めたいと思います。関連情報を求めます。
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理屈抜き「農」の福祉力 編集委員 西山 忠宏
西日本新聞2018年06月16日
 中山一人(かずと)さんは今年2月、100歳になられた。福岡県大刀洗町にある自宅近くの畑でほぼ毎日、農作業に励む。 「他に仕事がないから」だそうだが、愛着は深いようで作物は家族で食べたり、近所の人に分けたり。58歳で公務員を定年退職後、親から継いだ農地で稲作を営み、80代半ばまで出荷し続けたという。 5月下旬に取材で訪ねた際も、一人さんは畑で達者にくわを振るわれる。動作こそゆっくりだが、背筋はぴんと伸びている。94歳の妻ナルミさんも一緒で、腰は曲がっておられるが、一人さん以上によく動かれ、黙々とタマネギを収穫していく。ナルミさんは「きついことはなか。体全体を動かすけん、夜はぐっすり眠れる」とおっしゃる。 ご夫婦ともども、大病を患ったことがないという。介護サービスとも無縁。元気な理由はいろいろあるだろうが、この農作業がプラスになっているのは確かなようだ。

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【本ブログについてのお問い合わせ】

一般社団法人ロングライフサポート協会

TEL:050-3786-4790

E-mail:info@ll-support.jp

【一般社団法人ロングライフサポート協会について】

当協会は身元引受と法人コンサルの両面から高齢者の生活を支援する企業です。

身元引受は身寄りの無い方がご入居する際のサポート、葬儀サポート、金銭管理から、独居の方の電話による見守り業務まで幅広くおこなっております。

コンサルとしては、長年にわたる経験から、時代を先取りした”未来”をお届けするものです。介護報酬の改定やいろいろなリスクを勘案し、行政申請から内部監査、予算の見直しまで含めた総合的なものスポット的なものを取り揃えております。
高齢者支援サービスでお困りの際はロングライフサポート協会までお問い合わせください。

サポート協会URL:http://lls.sakura.ne.jp/
身寄りドットコム:http://miyori-support.com/

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日本はいつから孤独死大国と呼ばれ始めたのでしょうか?孤独死は全国で3万人と言われ、その数は年間自殺者に匹敵します。しかし、日本には年間15万人ほどの変死者がいてWHOではその半分を自殺者としてカウントするので、公表すべき自殺者数は本当は11万人ということのようです。これは実に他の先進諸国の10倍です。遺書が無い場合は自殺であっても変死として扱われるようです。孤独死と変死の境目はよくわかりませんが、孤独死として扱われる中に「緩やかな自殺、セルフ・ネグレクト(自己放任)」といえるケースもあるのではないかと指摘されています。孤独死、変死、自殺者が急増する日本は一体どうなっていくのでしょうか?

40~50代男性の「孤独死」が急増!? 高齢者だけではない、その実態…
(ダ・ヴィンチニュース2018.06.05)

  いつからか、日本は「孤独死大国」と呼ばれ始めた。2017年10月29日付の「読売新聞」で発表された同紙の独自調査では、東京23区と19道県の統計で誰にも看取られることなく自室でひっそりと亡くなった人の数は2016年で1万7433人。全国的には、年間で3万人にも上るという声もある。

 そのうちの「7割が男性」であると指摘するのは、在宅医としてその現場を知る医学博士・長尾和宏さんの著した『男の孤独死』(ブックマン社)だ。本書をたよりに、孤独死の実態に迫りたい。



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現状は女性の方が長生きですので、男性は妻に頼りっきり、しかし、逆になった時には悲惨な結果になる男性が多いようです。孤独死の前にまずは自立することが大事ですね。食事、洗濯、そしてご近所付き合いから趣味のグループ、孤独死の前に自活のノウハウを身に付けねばなりません。
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ひとごとではない孤独死=無職・森隆政・66
(毎日新聞

 特に夫婦のうち男が一人で残された場合の悲惨さは筆舌に尽くしがたい。食事や洗濯など、身の回りの家事から町内会行事などの近隣との付き合いまで妻に任せっきりにしていた報いは大きい。何か好きなこと、打ち込めるものがあれば、まだ孤独は乗り越えられるが、話し相手は妻のみ、地域の人との交わりもなく、仕事仲間との縁も切れた状態では、一日何をしていいのか戸惑うばかりだ。全てが煩わしくなり、食事を取ったかもわからず、ゴミだけが蓄積する。
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戦後の核家族化と貧困化が親子の分断をもたらし、今日の無縁社会を作り上げたのではないか、という話を大山眞人(おおやま まひと)氏がされています。親にも頼れない、子供にも頼れない環境が出来上がってきたが故に、それぞれが新しい関係を再構築せねばなりませんが、親子の間にも新たな関係を築き上げることが必要ではないでしょうか。その形がまだ見えません。
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集団的生存戦略を駆使し、無縁社会を乗り切るには(前)
大さんのシニアリポート第66回

 

NET-IB NEWS2018年05月17日)

 今回上梓予定の『親を捨てる子 子を捨てられない親』(仮題 平凡社新書 発売日未定)のなかで、親を捨てる子どもたちの実情を、運営する「サロン幸福亭ぐるり」(以下、「ぐるり」)での「棄老事件」などを通して詳報した。子どもの貧困化を背景に、戦前まであった家長を頂点とする「大家族制度」というヒエラルキーの崩壊と、生活の基本である建物としての「家」の狭小化などによる「親子の分断」が主原因であるとした。結論として、親は自らの意思で子を捨て(完全子離れ)、無縁社会のなかで新しい関係を再構築することを模索すべきときがきたということだ。

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作家の大山眞人(おおやま まひと)氏のシニアレポートをご紹介します。高齢者の置かれている現状を客観的にとらえて頂いており、家族社会が崩壊し、無縁社会にとなった我が国おいて何をなすべきかを大変示唆に富むお話を頂いております。家族が責任を放棄し、国家が責任を放棄する。その中で高齢者の生存戦略をどう組み立てればよいか、新たな共同体の構築が求められています。
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集団的生存戦略を駆使し、無縁社会を乗り切るには(後)
大さんのシニアリポート第66回

(NET-IB NEWS2018年05月18日 )


 ホームに入所しても、“個”の生活を保障してくれるところは少ない。このままの生活が続けられれば良い/子どもたちに迷惑をかけることだけはしたくない/金はあの世にもっていけないし、子どもたちに残しても父親のために使ってくれるとは限らない。捨てられてしまう場合も多い。金は見せ金だ。ちらつかせて子どもたちの機嫌を買う以外にない/結局、子どもに嫌われる親だと簡単に見捨てられる。常日ごろから、子どもたちから可愛がってもらえる年寄りになるしかない。

「血縁(親子)関係が崩壊」しているのであれば、残された道は、桜井政成(立命館大学政策科学部教授 副部長・政策科学)氏の「NPO・ボランティアグループ、互助組織といった集団的な『生存戦略』を駆使し、『無縁社会』を乗り切る方策を考えるべきである」(ネット・「考える犬」~桜井研究室から)という提唱に真剣に耳を傾けるべきだ。

 宮台真司(社会学者・首都大学東京教授)氏が出演する人気ラジオ番組、「荒川強啓 デイ・キャッチ!」の「金曜ボイス」(2018年5月11日放送)で、宮台氏がまた興味深い発言をした。宮台氏の発言を私なりに整理したい。「日本における貧困救済対策の遅れは、国があえて貧困対策を無視し、救済する側(国)とされる側の間にあるはずの共同体を空洞化したままで、救済される側のセルフヘルプ(自助)に判断を委ねたことだ。自己責任化することで肝心の問題を放棄した」という趣旨の発言があった。共同体の存在価値は絶大なものなのである。


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