無尽灯

医療&介護のコンサルティング会社・一般社団法人ロングライフサポート協会代表理事 清原 晃のブログ
高齢社会、貧困、子育て支援などの様々な社会課題が顕在化しつつあります。このような地域社会の課題解決に向けて家族に代わる「新しい身寄り社会」を創造する取り組みとして、2011年から①身元引受サービス②高齢者住宅低価格モデルの開発③中小零細高齢者住宅事業支援サービスを掲げた「ソーシャルビジネス」にチャレンジしています。

カテゴリ: 一寸一息

2017年10月17日(火)

施設で写経に明け暮れる毎日、そのような晩年も良いですね。お手本にしたいと思います。
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103歳の写経 ひたちなか・池沢さん「集中できて落ち着く」


黙々と般若心経を書く池沢ときさん=ひたちなか市馬渡

ひたちなか市の介護老人施設に入居する池沢ときさんが103歳ながら般若心経を書き、施設内で話題を呼んでいる。池沢さんは「集中できて落ち着く」と話す。

同市馬渡のサービス付き高齢者向け住宅「本郷の森おひさま館」に入居する池沢さんは昨年12月から、これまで般若心経を計約100枚書いている。

きっかけは入所者の一人で、書道を教えていた元教師の永井喜芳さん(94)が般若心経を書く姿を見て、興味を持ったことだ。それ以降、自室で4日に1枚のペースで般若心経を書き上げている。車椅子に座ってお手本を見ながら、筆を止めることなく、約1時間かけて完成させる。

そんな池沢さんに、永井さんは「細かい字をスムーズに書き、本当に楽しそう」と感銘している。

池沢さんは「常に何かをやっていたい性格。誰もいない静かな部屋で書くのが楽しい」と元気いっぱいの様子。 (斉藤明成)


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介護職を動画で紹介するサイトの紹介です。うれしいですね。皆様にご紹介させて頂きます。
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介護ポストセブン2017.10.13 |

「かぼちゃのいとこ煮」のレシピ動画 【介護食】【やわらか食】

レシピ提供/『Kamulier』 動画撮影/櫻井健司

なめらか餡がかぼちゃの甘さを引き立てる

 秋の味覚、かぼちゃを使ったレシピを提案。

 ほっくりしたかぼちゃは、とろみをつけたあんとあわせて、飲み込みやすく。旬の食材を使って彩りよく仕上げれば、食欲もわいてくるはず。そんな介護食を提案する『Kamulier』では、季節ごとのメニューを管理栄養士が提案する料理教室や、ワークショップを毎月開催しています。

 今回のメニューは、『かぼちゃのいとこ煮』。

 秋が旬のかぼちゃでしっかり栄養補給を。

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材料(2人分)

かぼちゃ材料写真

かぼちゃ(正味) 130g
水 200g
砂糖 20g
みりん 10g
醤油 5g
ねりあん 40g
かぼちゃの煮汁 40g
片栗粉 2g
水 15g

作り方

【1】かぼちゃは皮と種を除き、1㎝角に切る。
【2】鍋に水と砂糖を入れ、やわらかくなるまで弱火で煮込む。
【3】かぼちゃがやわらかくなったら、醤油、みりんを入れ、5~10分弱火で煮る。
【4】かぼちゃの煮汁を取り分ける。
【5】別の鍋に煮汁40gとねりあんを入れて火にかけて温める。
【6】水溶き片栗粉を入れてとろみをつける。

仕上げ・盛り付け

 器にかぼちゃを盛り、あんをかける。

ポイント

 食べる前に、あんとかぼちゃをよく絡めて。あんのとろみで、かぼちゃがより飲み込みやすくなる。

【エネルギー】138kcal 【たんぱく質】2.4g 【脂質】0.2g 【塩分】0.4g
※栄養成分は1人分です。

【介護食の作り方をわかりやすい動画でご紹介!この連載のバックナンバーをみる】

●鮭の旨味とクリーミーな食感がやみつきに!「サーモンのテリーヌ」

●とろーり黒蜜きな粉を贅沢に!「やわらか信玄餅」

●つるんとした豆腐に梅の酸味がマッチ!「葛豆腐の梅あんかけ」

●大根が驚きのやわらかさに変身!「冷たいふろふき大値」

●とろみのあるチリソースとやわらかいエビ!「エビチリ」

●みんな大好きなソース味!「お好み焼き」

 次回(2017年11月3日公開予定)の動画レシピは「ほうれん草とツナのごまサラダ」予定です。

Kamulier』で開催される料理教室は、どなたでも参加ができます。

 料理教室10月のスケジュールは、17(火)、26(木)。「かぼちゃタルト」「切り干し大根入り芋まんじゅう」などの献立を予定しています。

参加申し込みは、HP、電話、または直接店舗まで。
詳しくは
https://kamulier.securesite.jp/workshop/index.php

Kamulier(カムリエ)』は東京・御茶ノ水駅近く、順天堂大学医学部附属順天堂医院裏手にあります。店舗は、スーパーパティシエとして名高い辻口博啓氏が介護食向けに考案したケーキなどが味わえるカフェとして(ケーキはテイクアウトや地方発送もあり)利用できる他、介護の「食べること」に関わる商品の販売があり、管理栄養士や歯科衛生士など常駐する専門家から、アドバイスも受けられます。

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<前回に続く>

「さする」と痛みが取れる原理を応用した脊髄電気刺激療法

 脊髄電気刺激療法のヒントとなっているのは「ゲートコントロール仮説」という考え方です。身体の一部に痛みがある時、私たちは知らず知らずのうちに「さする」という行為をし、それによって痛みが和らぐことを経験しています。そのことを科学的に説明するための仮説です。
 
 この仮説の研究が重ねられ、体の中の脊髄経路や末梢神経に電気刺激を与えることで痛みを取り除くことができること、さらに刺激を止めた後でも、痛みの緩和が続くことが確認できたのです。

この痛み抑制の原理を応用して、脊髄付近に電極を埋め込んで刺激を与え、痛みを緩和する方法が脊髄電気刺激療法というわけです。

トライアル期間があるので、安心して治療にチャレンジできる

 この治療が注目されている理由は以下のポイントです。

●体への負担が少ない
 一般的な脊柱菅狭窄症の手術であれば、筋肉を剥がし、骨を削り、血管や靭帯を切る大掛かりなものになりますが、脊髄電気刺激療法は専用の針で背中から脊柱管の中にある硬膜外腔と呼ばれる空間に電極を埋め込むだけです。麻酔は局所のみ。不要になれば電極を取り去れば元の状態に戻すこともできます。

●他の疾患があってもチャレンジできる可能性がある
 肝臓や消化器系に病気がある方や、薬品にアレルギーのある方で、鎮痛剤を服用できない方にとっては、減薬が叶うため大変有効な治療です。また、抗凝固薬や抗血小板薬を常用している方や、心臓のペースメーカーを使っていても、正しい知識を持った医師の元であれば、治療できる可能性が十分にあります。

●トライアル期間がある
 治療の手順としては、まず電極を留置する手術を行い、1週間程度入院をして痛みが緩和されるかどうかのテストを行います。トライアル期間となるこの段階で鎮痛効果に満足できれば、体内にペースメーカーのような内蔵電池を植え込みます。満足できなければ、植え込みは行いません。

●手元のリモコンで刺激をコントロールできる
 電気刺激は「トントントン」と叩かれているようなわずかな刺激です。患者さん自身が手元のリモコンを使って刺激をコントロールします。メーカーによっては、立つ、座る、寝る、動くなど姿勢によって、プログラミングされた刺激を自動的に切り替えるタイプもあり、リモコン操作の苦手な高齢の方にも評判です。

●保険適用の治療である
 保険適用が認められている治療で、高額療養費制度を利用することができます。70歳以上の方であれば、所得に応じて1万5000円~8万円程度です。アメリカでは年間4万人もの方が、この治療を受けているほどスタンダードなものです。

刺激装置

9割以上の人が、痛み緩和の効果を実感している

 慢性難治腰痛症を抱える人に脊髄電気刺激療法を行ったところ、約9割の方が痛みの緩和を実感できたと論文でも発表されています。

また、外科手術で痛みが改善されなかった患者さん220人に脊髄電気刺激療法を行った結果、84%の方が痛み緩和に至ったという報告もあります(日本メドトロニック㈱による観察試験結果)。

 痛みが軽減される要因には、脳への痛みブロックの他に、脊髄電気刺激療法によって血行が改善される点もあげられます。高齢になると筋肉が硬く縮み、その中を通る毛細血管やリンパ管が思うように流れることができなくなることで、疲労物質がその場所に蓄積されます。

蓄積した疲労物質を何とか代謝しようと頑張ることが、痛みを引き起こす原因にもなっているのです。こうした血行不良の場所に電気の刺激が届くと血行が改善され、痛み緩和につながります

ドクター選びは慎重に

 ただし、この治療を成功させるには、経験豊富な医師にかかることが条件です。電極を留置するために針を刺入する場所は、脊髄のすぐ外側ですし、狭くなった脊柱管の中へ針を進めていくわけですから、術者が未熟であると非常に危険です。針を刺す角度、硬膜外腔に入った感触、癒着などの抵抗を感じ取り、ほぼ自在に針を操る必要があります。また、痛みが起きている部位や強さによって、電極を留置する位置を微妙に調整することもポイントです。

脊髄電気刺激療法を解説した書籍を発行案内

 ペインクリニックの医師が脊髄電気刺激療法の高い効果について語るようになってきたためか、私の病院には連日、治療についての問合せが続いています。そこで、今回、脊柱管狭窄症と脊髄電気刺激療法について書籍を執筆させていただきました。興味のある方は、ぜひご一読ください。脊髄電気刺激療法のメリット、デメリットも包み隠さず記してあります。

骨を削る手術なし!  脊柱管狭窄症治療

骨を削る手術なし! 脊柱管狭窄症治療

  • 幻冬舎
  • 価格¥ 1,296(2017/10/10 17:27時点)
  • 発売日2016/12/22

稔先生写真

河西稔「

医学博士、日本ペインクリニック学会名誉会員、藤田保健衛生大学名誉教授、医療法人宏徳会安藤病院名誉院長、日本麻酔科学会指導医、漢方専門医、日本体育協会公認スポーツドクター。名古屋大学医学部卒業、名古屋掖済会病院、名古屋大学、藤田保健衛生大学、カリフォルニア大学、カロリンスカ・インスティテュートでICU、麻酔科、ペインクリニックについて、先進的な治療を研修、指導実践してきた。現在は、安藤病院にペインクリニックセンターにて痛み治療に尽力している。

「取材・文/鹿住真弓

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<前回に続く>

脊柱管狭窄症の症状の特徴として「腰を反らせると痛みが強くなり、前屈すると楽になる」というのはよく言われることですが、必ずしもそうではありません。神経の圧迫されている場所によっては、痛みよりしびれが中心の方、排尿や排便障害のある方、男性では異常な勃起に悩む方もいらっしゃいます。

 そこで、腰痛に悩む方は以下の質問のあてはまる項目にチェックをしてみてください。

□ 痛みが出はじめたのは40歳を過ぎてからである
□ 「姿勢が悪い」と、子どもの頃によく注意された
□ 長時間立ち続けていると、下半身に痛みやしびれが起きる
□ 数百メートル歩くと足や腰に痛みが出るが、少し休むと治まる
□ 背中を後ろに反らすと、腰に痛みや刺激がある
□ トイレで排尿しても、残尿感がある
□ 肛門や会陰が熱くほてったように感じることがある
□ 段差のないところでつまずくことがよくある
□ 腰痛を感じた時に、背中を丸めると症状が和らぐ
□ 足の裏に違和感があり、異物が張り付いて知るような感覚がある
□ 糖尿病ではない
□ 腰痛と便秘が同じ時期にはじまった

※「腰部脊柱管狭窄症(LSCS)の診断サポートツール」を参照し独自に作成

 6個以上チェックのついた方は脊柱管狭窄症の疑いがあります。痛みを放置しておけば、動くことそのものが億劫になり、筋力を衰えさせてしまうことになります。少しでも痛みが軽減できるように手を打たなければ、寝たきりの状態になってしまう可能性も否めません。

神経ブロック療法では痛みの緩和は長続きしない

 坐骨神経痛や間欠性跛行が頻繁に起こる場合、たいていは整形外科またはペインクリニックを受診することになるでしょう。検査の結果、脊柱管狭窄症であることが判明した場合、投薬治療や理学療法が実施され、改善されなければ神経ブロック療法へと進みます。しかしこれらの治療では、痛みの緩和が長続きしないと訴える患者さんが大変多く存在するのです。

外科手術をしても痛みが取れない患者が半数以上!

 神経ブロック療法でも効果が認められず、日常生活に不都合の出るほど症状が悪化していれば、外科手術が検討されることになります。骨や組織などを削る、または腰椎と呼ばれる腰の骨を固定する方法の2種類があり、いずれも神経の圧迫を取り除くことが目的です。

 しかし手術は成功しても痛みが取れない、あるいは再発してしまう患者さんは半数以上。このことはアメリカのリウマチ専門医の調査によって、発表されている事実です。

痛み刺激が「脳」に伝わらなければ痛くない!

 ところで、そもそも痛みとは何なのでしょうか。痛みと一言で言っても、いろいろな種類があります。痛みの範囲もピンポイントのこともあれば、全身の皮膚がピリピリするような広範囲の痛みもあります。

 こうした痛みを感じているのは、患部ではなく「脳」です。患部が受けた外傷などの情報を、種類の違う神経線維が脳に伝えることによってさまざまな刺激情報に変換されるため、「鋭い痛み」「ジンジンする痛み」「しびれる」といった複数種類の痛みを感じることになるのです。

 このことを逆手にとって、脳に患部が受けた刺激信号が伝わらないようにするのが神経ブロック療法なのですが、あくまでも麻酔薬を使用しているために、その効果は長続きしません。

 そこで、最新治療として注目されているのが、脳に神経を伝達する脊髄に対して、心地良い刺激を与えて痛みをブロックする「脊髄電気刺激療法」という痛み治療です。

<次回に続く>

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最近よく聞く脊柱管狭窄症について、抜本的な治療は難しいと言われていますが、痛みを緩和する治療があるようです。多くの方が加齢に伴い発症するこの病気、痛みだけでも緩和ができれば良いです。関連する記事をご紹介します。
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介護ポストセブン2017.01.25 |ヘルス

「脊柱管狭窄症」の痛みを緩和!高齢者も注目の治療って?

 日本人の約1割が自覚症状としてあげているという「腰痛」。中でも、高齢者の腰痛の原因の多くを占めるのが「脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)」である。

大日本製薬が40歳以上を対象に行なった調査では、国内の患者数は240万人。そのうち、約70%は70歳以上であるという。また、70歳以上に限ってみると、女性患者が男性患者の2倍となり、高齢女性の多くが苦しんでいることがわかる。

 ペインクリニック学会の元会長であり、藤田保健衛生大学名誉教授でもある河西稔先生に、脊柱管狭窄症の痛みとどう向き合っていけばよいのか、最新治療を含めてうかがった。

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写真/アフロ

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脊柱管狭窄症の症状は坐骨神経痛と間欠性跛行が特徴

 脊柱管狭窄症の原因の多くは、加齢による骨の変形や、骨周囲の組織の変形や炎症にあります。特徴的な症状には、「坐骨神経痛」と「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」が挙げられます。

 まず、坐骨神経痛ですが、脊髄の通り道である脊柱管が狭くなることによって神経が圧迫され、下半身のしびれや痛みが生まれるのです。坐骨神経痛の場所

 もうひとつの特徴的な症状「間欠性跛行」は、一定の時間歩くと足に痛みやしびれが表れるものの、少し休むと再び歩くことができるようになるというもので、進行すると短距離を歩いただけでも痛みが生じ、外出が厳しくなるなど日常生活に支障をきたす事態にもなりかねません。

間欠性跛行

しばらく歩くと腰や足に痛みなどが生じるが、しばらく休むとまた普通に歩けるようになるのが特徴

 国内では一般的な治療法を行っても痛みが取れない、痛みが再発する患者さんがほとんで、完治は困難だと言われています。

もしかして脊柱管狭窄症? チェックしよう!
<次回に続く>

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