伊勢崎市の住宅型有料老人ホームでの全従業員一斉退職、入居者全員移転が報道され注目を浴びている。新聞の報道は会社側の不適切な人員配置によりサービス維持が困難になったということであるが、問題は深刻かもしれない。当該施設は住宅型有料老人ホームであるが、実際の介護サービスは併設の曲支援事業所並びに定期巡回型訪問介護にて行われていたようである。更に、施設の利用料は月額利用料は家賃3万円、食費2万円、共益費8千円の合計5万8千円であり、施設基準は有料老人ホーム基準を満たしていない施設であったようだ。職員が一斉に辞めた理由も人員配置の前に、このような条件下で無理な経営が破綻したのではないかと推察される。明らかに経営側の問題と考えられる。
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伊勢崎市の有料老人ホーム 全従業員が一斉に退職届 「人員配置 改善されず」 入居者は全員移転
上毛新聞社2021.1.30
前橋市の障害者施設運営会社が運営する伊勢崎市連取町の有料老人ホームで、全従業員が一斉に退職届を出し、入居者24人全員が近隣施設への移転を余儀なくされたことが29日までに、関係者への取材で分かった。従業員側は「会社側の不適切な人員配置が続き、サービス維持が困難になったため」とし、賃金の未払いもあったとして民事提訴を検討すると説明。一方、同社は「突然利用者を移され、損害賠償請求も含め検討している」と対立している。
関係者によると、施設は昨年12月上旬まで24人が入居し、入居者に対して訪問介護サービスも提供していた。施設が同月下旬までに入居者全員を近隣施設などに移した上で、同31日に施設長をはじめパートを含む全従業員9人が退職届(今月31日付)を出した。
群馬県の有料老人ホームの設置運営指導指針によると、施設内の要介護者25人に対して常時1人以上の職員配置を求めている。この点について、従業員側は「実際は業務に当たっていない本社の職員が夜勤をしたことになっており、緊急時は施設長が対応した」と説明している。少なくとも昨年6月から12月まではこの基準を満たしておらず、会社に是正を訴えたが改善されなかったと主張する。
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