農山村地域におけるJAの役割は極めて大きいのではないかと考えます。JAは全国のどの地域にもあり、行政に続く、人材、施設を保有しており、加えて豊富な資金や物資を取り扱っています。災害時にJAの果たす役割は大きいと思います。JAの介護・福祉事業は益々その役割が期待されます。頑張って頂きたいと思います。
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西日本豪雨で介護現場奮闘 不安に寄り添い… 「日常守る」 愛媛県
日本農業新聞2018.08.25

 西日本豪雨の被災地では、農山村に長年住んできた高齢者らの不安に寄り添おうと介護の現場で模索が続く。災害から24日で50日が過ぎた。生活インフラの復旧が少しずつ進んでいるものの、災害直後の緊張感がなくなり疲労が蓄積し、現実を直視せざるを得ない時期に差し掛かってきた。経験したことのなかった暮らしの変化や見通せない将来に、高齢者の不安にどう対応するか、JAの介護担当者らが奮闘する。(猪塚麻紀子)

同JAは、居宅介護支援や訪問介護、デイサービスなどの福祉事業を行う。福祉課がある野村支店は、店舗が浸水し、自宅が被災した職員もいた。電気や水道が使えず、携帯電話もつながりにくい状態で、職員が地域を見回って安否確認をした。