<前回に続く>


2. シャドーワークは制度の“穴”の可視化
ケアマネがシャドーワークとして担っているとされる
- 買い物同行
- 部屋の片付け
- 徘徊捜索
- 家族トラブル調整
- 金銭管理相談
これらは本来、
- 地域福祉
- 家族支援
- 生活困窮支援
- 成年後見制度
- 見守り体制
が担うべき領域です。
つまりシャドーワークとは
「制度の隙間に落ちた生活課題の受け皿」になっているということです。
制度横断の問題なので、単一省庁の対策では解決できない。
そのため「市町村で対応」という抽象論に留まっているのが実情でしょう。
3. ケアマネ減少の本質
数字的危機は明らかです。
- 従事者数ピークアウト
- 受験者6割減
- 業務負担増
- 報酬単価は高くない
- 責任は重い
つまり、
責任は重いが、裁量も報酬も社会的評価も見合っていない
専門職の持続可能性が崩れている状態です。
さらに、
- 利用者の重度化
- 家族機能の消失
- 生活困窮の複雑化
により、
ケアマネは「生活支援総合調整官」のような役割を担わされています。
これは制度設計上想定されていませんでした。
<次回最終稿は「なぜ国は根本対策を打ちにくいのかと本当の根本問題について」述べます。
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